2006年05月27日 Saturday

読んだ本:アンチパターン―ソフトウェア危篤患者の救出

アンチパターン―ソフトウェア危篤患者の救出 (単行本)
W.J. ブラウン




 ソフトウェア開発における悪い見本を示した書物。こういうのあるあると思いはするが、解決策を示されても難しいものを感じるなあ。

#036


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2006年05月26日 Friday

読後感想記:ケインズの予言

ケインズの予言 (単行本(ソフトカバー))
佐伯 啓思




 反グローバリズムで現代の過度の金融市場にも批判的だが、それに対応する解決策も見いだせない状況。1国の経済政策では限度があるというのだが、逆に外国からほとんど貿易をしない国が成功しているかといえばそうではないのが現実なので、どうなのかとは思いました。ただ豊かになったがために成長の誘因がなくなり、これが経済の活力の減少につながるという考え方には納得。

#035
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2006年05月24日 Wednesday

読後感想記:相場ヒーロー伝説

相場ヒーロー伝説 -ケインズから怪人伊東ハンニまで (単行本)
鍋島 高明




 知る人が少ないなあと思ったら第三弾なんだね。この本では安田善次郎のように事業家として成功したものもいれば、大抵は相場で一時代を築いたが敗北していったパターンも多い。追いすぎると大ケガをするというのは端から見てわかることだが、いざ自分がその身になると見えなくなるものかと感じさせた。別に相場史に名を残すほどの稼ぎでなければ無理はしなくても良いんだろうけど、その辺は儲け続けなければならないというプライド故でしょうか。しかし戦前の人が多いのはその時代の方がチャンスがゴロゴロしていたからか?
 相場は明日もあることを胸に秘めつつ。
 あと人名くらいはルビが欲しいなと。
 
#034
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2006年05月18日 Thursday

読後感想記:渋沢家三代

渋沢家三代 文春新書
佐野 真一 (著)




 渋沢栄一に始まる篤二、敬三の三代の歴史をまとめた本。とは言え、篤二は放蕩で廃嫡されて敬三に受け継がれるわけだが。経済人としては栄一が格段優れていて、あとの子、孫の代がその栄光の影で苦しむという構図を著者は同情の目で書かれていたことが印象的。私とて渋沢栄一のことはあまり詳しくなく、幕末に生まれ倒幕に動こうとしたがふとしたきっかけで慶喜に仕え、明治政府の役人として大蔵省で働き、辞めたあと起業家になるが、その経済的成功に力を置いていなくてその辺は別の本を見てという感じなのでしょう。あとは、残り2人のことが中心に描かれている。
 日本の経済史についての知識がないなあと感じたなあ。

#033


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2006年05月13日 Saturday

読後感想記:秘密結社の世界史

秘密結社の世界史 平凡社新書
海野 弘 (著)




 秘密結社の歴史をまとめたもの。最近の秘密結社はオカルトや陰謀論で埋められているらしい。情報が格段に増えた現代でも秘密組織ができるのは情報が多いために反ってという気がする。情報が多いと知ることも増えるが疑問点も増えるということなんだろうとおもう。そして通信や移動手段の発達で人と人との接触が増え、簡単に物事が処理できない故に、秘密も増え、わからないことは影でこう動いているからだと決めつけることになるのかと。
 今巷に流れている陰謀論は以前からある焼き直しだと言っている。本来、いろいろ発達したおかげでパターンが増えるべきなのに、同根の問題で済むはずがと言うことなんだろう。
 ただアメリカの歴代大統領にメイソンが多いのは事実らしいが。あとここも。こういうところにも土壌は存在しているんだが。
 相変わらず、とりとめのないところでシメ。

#032
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2006年05月11日 Thursday

読後感想記:アダム・スミスの誤算

アダム・スミスの誤算 PHP新書―幻想のグローバル資本主義 (078)
佐伯 啓思 (著)


 アダム・スミスはグローバリズム推進者ではなかったというもの。どちらかと言えば、第1次、第2次産業を重視して金融や国際交易に比重を置かなかった。理由は外部の要因に左右されやすいことが挙げられる。現在の経済もどこかが悪化すれば影響されやすい。その辺の警告として読めばと言うことだろう。だが、こうすれば安全ということイコール国がよくなるかというのは別。



#031
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2006年04月29日 Saturday

読後感想記:魔女とカルトのドイツ史

魔女とカルトのドイツ史 講談社現代新書
浜本 隆志 (著)




 こども十字軍、ハーメルンの笛吹き、魔女狩り、ナチスとドイツの歴史に横たわる集団狂気の怖さを著した本であるが、決してドイツのみならず多かれ少なかれ正しいということを武器に個人攻撃をすることは現代でも良くありがち。バッシング報道で自殺者が出ることもあるし。
 しかしナチスの手法って共産主義国を経ていまの将軍様の国に受け継がれている感じだなあ。

#030

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2006年04月25日 Tuesday

読後感想記:株価の読み方

株価の読み方 ちくま新書
安達 智彦 (著)




 名証にオプション25(1998年廃止)というのが存在していたというくらい昔の本。ただキャッシュフロー等の投資基準、市場での株価形成とう役に立つところもあるが、ある程度知っていないとケガしそうだなあ。

 最近以前買っておいて読んでいない本を読むことが最近多いのでやや古い本が多くなるかも。

#029

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2006年04月20日 Thursday

読後感想記:戦争の日本近現代史

戦争の日本近現代史―東大式レッスン!征韓論から太平洋戦争まで 講談社現代新書
加藤 陽子 (著)




 日清戦争前から太平洋戦争までを扱っているだけに、全体像を掴むだけで精一杯という感じ。満州事変に来るまでで終盤になっているためそこまでの課程の積み重ねが問題とも思えるけど、何故そこまでの泥沼になったかは明確な導き方をしていなかった印象。ひとつ言えるのは内外のバランスの取り方を誤ったと言うことか。しかし石原完爾の採り上げ方って扱う人によって大きく異なるなあ。

#028
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2006年04月14日 Friday

読後感想記:思想史のなかの近代経済学

思想史のなかの近代経済学―その思想的・形式的基盤 中公新書
荒川 章義 (著)




 私みたいに経済学を大学で学んでいない人にとっては大変難解な本(ちなみに私は法学部生でした)。いろいろと数式は出てくるし。ただ単に思想史的な部分に興味を持って読むと大変だと思う。最近の新書は軽めのテーマが多いけど、こういう学術的な部分があってもと個人的には思いますが。
 しかし啓蒙思想からアダム・スミス、進化論からの批判とか、物理的法則に似ているとか、本当にいろいろな面から分析していること。

#027
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2006年04月13日 Thursday

読後感想記:会社乗取り

『会社乗取り』―株を買占められた会社 防衛に成功した会社
佐藤 朝泰 (著)


 戦後の企業買収史。出版が昨年8月なのでライブドアとフジテレビが手打ちにした後にかかれたと思われる。結論は村上ファンドもホリエモンも新しい話ではなく、昔からあった話が繰り返されていると言いたげな感じであった。でも村上ファンドと鈴木一弘とそこまで共通しているとは思えないんだが。ニッポン放送とピケンズの小糸製作所の件と共通するものがというのも納得いかんし。

#026
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2006年04月06日 Thursday

読後感想記:債権回収の現場

債権回収の現場 角川oneテーマ21
岡崎 昂裕 (著)




 著者が信販会社にて債権回収する部署に所属していたときのエピソードが綴られている。話が短いものが幾つも集められているという感じで読みやすい。信販会社は借金を背負う意味での金融会社ではソフトな部類だけど、それでも債権者と債務者とのドラマにはいろいろとあるもので。債務者にも落ち度があるケースもあるけど、名義貸しや保証人となると身内とのしがらみではまる人もおり、気をつけたい気分にさせられた。よくある不当に高額なものを売りつける業者と信販会社との関係だけど、TVで見る限りあまり弁護団のイメージが良くないせいかもしれないせいか、業者と信販会社と被害者との契約関係から信販会社の借り入れを棒引きにするというのは腑に落ちない立場だったんだけど、信販会社の営業と審査面の努力で何とかできる範囲ではないかと思わせるところもあった。

#025


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2006年04月05日 Wednesday

読後感想記:転落の歴史に何を見るか

転落の歴史に何を見るか―奉天会戦からノモンハン事件へ ちくま新書
斎藤 健 (著)




 先の戦術と指揮でも軍では部隊だけではなく、横断的に管理する人が不可欠ということがかかれていた。部隊単位で分ければ、そこの利益にとらわれて全体的な機能は後回しにされがちというもの。この本でも日露戦争で勝利した際は政治面でゼネラリストがいたが、それから約38年後のノモンハンではゼネラリストがいなくなり、日本の悪い面が露呈される結果になったというもの。最後の方の世代論的なところは専門家でないせいか弱いとは思ったけど、これではダメと思う人はいても集団に横たわる性質というべきか空気に勝てるものではないなあと改めて感じた。

#024
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2006年04月01日 Saturday

読後感想記:戦術と指揮

戦術と指揮―命令の与え方・集団の動かし方 PHP文庫
松村 劭 (著)




 個人的には後半のシミュレーションより前半の戦いの原則、一問一答のような基本演習部分が面白かった。後半部分は仮想の空間にどの部隊がどうとか頭に入らないと大変。それが面倒に感じるとダメだなあと。一応選択肢からどの戦術をとるのかとなっているが、想像がつかない人は大変かと。
 一応触れ込みはビジネスにも応用がとなっているけど、基本的には人間の心理戦という面がある以上それだけに止まらず、相場心理なんかもそうなのかもしれないし。

#023
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2006年03月29日 Wednesday

読後感想記:音楽のヨーロッパ史

音楽のヨーロッパ史 講談社現代新書
上尾 信也 (著)




 宗教と音楽、戦争と音楽といったテーマを持った本。クラシック音楽の話はほとんど出てこない。音楽の持つ力を如何に利用していったかという人間の歴史に重きを置いている感じであった。音楽を戦争に利用したのはナチスを思い浮かべるけど、軍楽隊は過去の軍隊は持っているし、それは音楽の持つ力を利用してのことのよう。

#022
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2006年03月23日 Thursday

読後感想記:株式投資これだけはやってはいけない

株式投資これだけはやってはいけない 日経ビジネス人文庫 (と3-1)
東保 裕之 (著)




 著者がディーラー経験者ということもあり、経験を踏まえた鉄則が連なっている。しかし長期投資を旨とする投資家に役立つ情報は少ないかも。ディーラーの商いってこういうのかというのが垣間見えるだけでも面白かったのですが。ちなみに指し値はよろしくないというのがあったけど、今後も私は指し値を続けると思うなあ。

#021
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2006年03月16日 Thursday

ようやく20

世論 (下) 岩波文庫
W.リップマン (著), 掛川 トミ子




 個人的には下の方が良かった。章単位で独立していると言っても良いので、ゆっくり読むのも良いかも。
 感想を書くには混乱している。

#020


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2006年03月11日 Saturday

読後感想記:ビザンツ帝国史

ビザンツ帝国史 文庫クセジュ
ポール ルメルル (著), Paul Lemerle (原著), 西村 六郎 (翻訳)




 教科書の世界史は395年に東西ローマ帝国の分裂となっているが、この本は首都をコンスタンティノポリス(ビザンティオン)に定めた330年から始めている。読んだ感じでは東西の分裂と言うよりも分割統治といった感じで、西側がゲルマン民族に蹂躙されて東側が残った感じになっている。実際はローマ帝国の延長なのだが、カトリックと東方正教会との対立からローマ帝国の延長と区別していたのかと思わせた。体制もラテン語からギリシア語に変わり、東洋的な皇帝制を取り入れたり、何と言ってもキリスト教の国教化が従来のローマ帝国と大きく違うところである。
 1000年以上の歴史を短くまとめているため、人名もあまり印象に残らないのは致し方ないけど、その枠内ではよくまとめられているのでは。
 ちなみにビザンツに関心を持つきっかけとなったベリサリウスも若干記述があるけど誉めている訳じゃないのね。というかユスティニアヌス1世時代に最大版図であったわけだが、それ自体良くなかったと評価していた。
コンスタンティノポリス - Wikipedia
ベリサリウス - Wikipedia

#019
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2006年03月07日 Tuesday

読後感想記:世界をよくする現代思想入門

世界をよくする現代思想入門 ちくま新書
高田 明典 (著)


 やはり現代思想をわかりやすく説明するって難しいんだなあと。というかその難しさをそのまま受け入れつつ、楽しむほどの余裕があればなあ。また機会あれば哲学めいた本を読みたいんですが。
 巻末の本を紹介するところだけでもよいかも。

#018


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2006年03月03日 Friday

読後感想記:秘史「乗っ取り屋」 暗黒の経済戦争

秘史「乗っ取り屋」 暗黒の経済戦争 だいわ文庫
有森隆 (著), グループK (著)




 五島慶太に始まり孫正義に終わる買収劇の歴史。どちらか言うと経済の裏面史という感じ。横井英樹や小佐野賢治であり、バブル時にはいろいろな土地で財を成した人たちが繰り広げる仕手戦が中心となった。最近のライブドアに代表される買収劇も決して新しくないことを改めて認識させてくれる。当時は法整備も甘かったのだが、ただ買収すればいいのではなくて、経営陣の内部からの取り崩しが必要だなあと認識。ただ買い占めれば良いってものでもない。ただ買収してもその後の成功例はほぼなきに等しいのだが。

#017


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