2006年11月06日 Monday

読んだ本:06-095

群盗 (文庫)
シラー (著), 久保 栄 (翻訳)


 シラーの作品って尽く入手困難な状態なのね。昔に買った群盗をようやく読んだんだけど、こういう作品を放置していいものか?
 この作品は劇作品であるが、その詩が非常に上手い言葉の組み合わせであったり、予想のできない展開を見せたりと。あのような救いようのない展開はお堅い時代では受け入れがたかったのでは?別の本が読みたいと思ってもやや高いんだろうな。岩波の重版を待つしか?

タグ:Book
posted by うらぢ at 23:37 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

読んだ本:06-094

黒幕―昭和闇の支配者〈1巻〉 (文庫)
大下 英治 (著)




 「戦後最大の黒幕」と呼ばれた児玉誉士夫の一代記。6巻に及ぶシリーズを一気に書き上げたせいか、あちこちに引用らしきエピソードが見られる。まあ各人相関関係があるため致し方ない一面もあるが。戦後政治史って全然知らなかったなあと思わせるほど、戦後政治に絡んでいる。大野伴睦が首相候補になるほどの大物政治家とは。私が知るのは岐阜羽島駅の一件しか知らない(参考)。
 今や児玉邸のあった場所はマンションになっているとのこと。
タグ:Book 経済史
posted by うらぢ at 01:30 | 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年11月03日 Friday

読んだ本:06-093

ローマ人の物語〈25〉賢帝の世紀〈中〉 (文庫)
塩野 七生 (著)




 ハドリアヌス帝の時代。ハドリアヌスは帝国内を旅することが多かったために記録が多く残っているよう。彼が即位した後、不満分子の粛正があったがそれは彼の責任か近衛軍の長官アティアヌスが独断でやったことかという議論が尽きないようであるが、そこでユルスナルの文章を引用した後、著者がそれを本歌取りのように逆の立場で書くところがホエーと思ってしまうところ。
 パンテオンが残っているのは後年教会として使用していたからだったのか。
タグ:Book 歴史
posted by うらぢ at 22:19 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年11月01日 Wednesday

読んだ本:06-092

講演集 リヒァルト・ヴァーグナーの苦悩と偉大 他一篇 (文庫)
トーマス マン (著), 青木 順三 (翻訳)




 トーマス・マンが残すワーグナーに関する講演なのだが、ワーグナーが神経症的だとか、ディレッタントの大家のような言い方もしていたけど、よく研究しているなあと思わせる話である。こういうの読むと、DVDをみなきゃと思うのだが。
タグ:Book music
posted by うらぢ at 23:29 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月30日 Monday

読んだ本:06-091

もの言えぬ証人 (文庫)
アガサ クリスティー (著), Agatha Christie (原著), 加島 祥造 (翻訳)




 アルゼンチンから帰ってきたヘイスティングス大尉が記述する長編。
 これは持っていたけど、読んでいなかった作品。

ここから隠匿
タグ:Book ミステリ
posted by うらぢ at 23:32 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月29日 Sunday

読んだ本:06-090

雑学図鑑 知って驚く!! 街中のギモン110 (文庫)
日刊ゲンダイ (編集)




 編集が日刊ゲンダイのせいかは知りませんが、他の雑学本とは趣の違う文体であることが特徴。一つの疑問につき2ページにわたっているので数をこなすというよりもその周辺をも追っていくというスタイル。
タグ:Book 雑学
posted by うらぢ at 22:07 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

読んだ本:06-089

ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (文庫)
塩野 七生 (著)




 五賢帝の2人目トライアヌス帝の時代を採り上げている。最大版図を達成した時代でもある。世界史だとこの時代も最大版図を達成した皇帝としか記憶されないところ。世界史でそこまで追うのは難しいということ。ただダキア戦とかパルティア遠征のところは史料に乏しいせいか突っ込んだ感じではない。どちらかと言えば建築物等の業績が中心といったところか。
タグ:Book 歴史
posted by うらぢ at 21:51 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月24日 Tuesday

読んだ本:06-088

政商―昭和闇の支配者〈2巻〉 (文庫)
大下 英治 (著)




 この巻は「昭和の政商」と呼ばれた小佐野賢治の一代記。彼の関連で田中角栄と児玉誉士夫も頻繁に出てくる。この3人はロッキードで決定的な繋がりを見せる。この本で面白いのはロッキードに至るまでの一代で如何に財を成したかという点だと思う。
 その彼の国際興業もバブルの煽りで三和銀行を苦しめ、会社も外資の手に渡ってしまったのだが。参考
タグ:Book 経済史
posted by うらぢ at 05:27 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月20日 Friday

読んだ本:06-087

ベトナム戦争―誤算と誤解の戦場 (新書)
松岡 完 (著)




 ベトナム戦争は米ソの代理戦争というイメージが広まっているように思えるが、それ程単純ではなく、アメリカ対南であったり、中国対北の側面もあった。この本はベトナム戦争自体の解説というよりもいくつかのテーマに沿って様々な側面を描いており統一感が感じられないかもしれないけど、世の中そんなものと思えば、いい出来じゃないかと思う。アメリカが負けたというよりも南が弱すぎという感じですな。


タグ:歴史 Book
posted by うらぢ at 05:15 | 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月16日 Monday

読んだ本:06-086

死との約束 (文庫)
アガサ・クリスティー (著), 高橋 豊 (翻訳)





続きを読む
タグ:Book
posted by うらぢ at 05:24 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月13日 Friday

読んだ本:06-085

二重人格 (文庫)
ドストエフスキー (著), 小沼 文彦 (翻訳)




 ドストエフスキーの作品を読んだのは学生時代以来。これもそのとき買っておいていたのを読まずにいたもの。
 変にあらすじを知らずに読んだ方が良いと思う。。ドストエフスキーが現実と非現実との組み合わせた作品を作っていたのが意外に感じられたが、あとの解説では彼の文学の特色の一つだそうで。持っていたイメージと違うなという印象。主人公の内面描写がこの作品のできばえの良さを示していると思う。パラノイアと闘う主人公。
タグ:Book
posted by うらぢ at 01:41 | 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月10日 Tuesday

読んだ本:06-084

組織行動の「まずい!!」学―どうして失敗が繰り返されるのか (新書)
樋口 晴彦 (著)




 過去の企業等の不祥事や事故などを組織のあり方から検証した本。正義漢ぶって一刀両断的な書き方をせずに守るべき規則が多いと、人間というものは一つ一つが疎かになりがちとか、過剰に完全な規則は少し破っても大丈夫と思いがちとか、人間の弱さも念頭に置きながらの文章で、完璧な人を求めがちな論調とは一線を画する。基本的に不祥事は暖かいうちにはいろいろ論じるけど、ほとぼりが冷めるとという感じだから、その辺も事件追及団体の方は網を張っておくべきかと。


タグ:Book 組織
posted by うらぢ at 23:58 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月09日 Monday

読んだ本:06-083

大銀行の自業自得 (文庫)
岡部 徹 (著)




 バブル期に行った銀行員の融資術とその回収術に関する本。銀行が融資するのに何か儲け話を持ってくるということはバブルが再来しない限り無いとは思うが、例え大企業の看板を背負おうとも、一個人の行う行動は大して差がないものと思うべしという教訓にはいいかも。
 こういうことがあっても銀行の看板は強いのだけども、他の金融業者に比べて。
タグ:Book
posted by うらぢ at 13:34 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月04日 Wednesday

読んだ本:06-082

首領(ドン)―昭和闇の支配者〈3巻〉 (文庫)
大下 英治 (著)



 3巻は任侠の世界。稲川会の稲川聖城を扱っている。経済事件を扱ういままでの世界とは趣が異なる印象。
タグ:Book
posted by うらぢ at 01:27 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年10月01日 Sunday

読んだ本:06-081

日本はなぜ敗れるのか―敗因21ヵ条(新書)
山本 七平 (著)




 1975-76年頃書かれたものなのですが、未だにその理由を生かせないでいる。結局は日本社会にある組織のまずさになるわけだが、これが戦後でも同じように生き続けている。ここではマスコミや労組に例えている。労組の春闘なんていまではアレなんだが。
 この21ヵ条は著者が連ねたわけではなく、技術者としてフィリピンに赴き、米兵の捕虜となった小松真一氏の手記からの引用である。著者もフィリピンで似た経験をしているのだが、当時のフィリピン戦線は相当ひどかったようで。戦争を知らずして戦争をする怖さというか。

タグ:歴史 Book
posted by うらぢ at 22:22 | 京都 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年09月27日 Wednesday

読んだ本:白昼の悪魔 (文庫)

アガサ クリスティー (著), Agatha Christie (原著), 鳴海 四郎 (翻訳)



 これもポワロもの。実は過去に勝ったクリスティのミステリーで未読のものを探していたんだが、今回も外れ。でも最後までトリックがわからなかったなあ。私がポアロものが好きな理由の一つに彼の人の見方が面白いという点。小説なのでどういう人が見抜く能力が十全というのは可能なのはわかっているが。

#080
posted by うらぢ at 23:46 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年09月23日 Saturday

読んだ本:読む哲学事典 (新書)

田島 正樹 (著)



#079


タグ:Book
posted by うらぢ at 03:59 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年09月22日 Friday

読んだ本:錬金術師―昭和闇の支配者

錬金術師―昭和闇の支配者〈4巻〉 (文庫)
大下 英治 (著)




 白木屋と東洋精糖の乗っ取り事件、ホテルニュージャパンの火災をメインにして横井英樹の生涯について書かれた書。ホテルニュージャパンは横井が完全に悪役として描かれているが、彼がこのホテルを買収したのは1978年。火災が起こったのが1981年だった。原因には合理化のために従業員を削減していたこと、ホテルにはスプリンクラーが不足していたことがよくいわれていることであるが、1960年の開業以来不足していたのは同じ状態で、彼の吝嗇具合からすれば新たに投資するほどでもないと感じていたことであろう。この点で火災発生という危機管理が不足していたことは事実なんだが、それ以前の所有者にも同じことが言えるんじゃないのかという気はする。
 ホテル火災で事業家の一線から外れた印象だが、このままバブル期に入るっても彼は火災後のホテル売却をしくじっているところからみると、下手をうっているような感じですな。
 東洋精糖からホテル火災までに大日本製糖が出てきますが、ウィキペディアで調べてみると、戦前には南大東島・北大東島を「支配」していた会社のようで。

参考:ホテルニュージャパン - Wikipedia

#078
タグ:Book 経済史
posted by うらぢ at 03:51 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年09月20日 Wednesday

読んだ本:変化をさぐる統計学―データで「これから」をどう読むか

変化をさぐる統計学―データで「これから」をどう読むか (単行本)
土金 達男




 以前に統計学を独学に勉強しようと買っていた本。
 データから未来を予測する方法が書かれている。もちろん百発百中なわけがなく、外れているときにどうするか、ということも大切と説く。わからないなりにも次々と別の考えを出してくれるので、新鮮な気分で次々と読める。
 日本人が良い方向だけをみて将来を予測するようなことが書かれているときには、これを過度に進めないためのシステム造りが肝要なんだなあと感じたり。

#077
タグ:Book 統計
posted by うらぢ at 00:36 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2006年09月16日 Saturday

読んだ本:杉の柩

杉の柩 (文庫)
アガサ・クリスティー




 ポアロもの(ハヤカワに合わせてみる)。

#076
続きを読む(ネタバレではないですが多少触れるかも知れないので)
タグ:Book
posted by うらぢ at 19:52 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物