2007年01月16日 Tuesday

読んだ本07-003

統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (新書)
門倉 貴史 (著)




 個人的には経済効果の割り出し方というのが面白い。最後の方はやはり得意の地下経済かと思ってしまったが、今はBRICs経済研究所の代表だそうで中国のGDPの統計法についての記述もある。統計というのは出す側の考えよということか。
 しかし経常収支を世界で合わせると常に赤字という事実を知らなかったなあ。ということはアメリカは常に赤字を水増しの状態ということ?
タグ:Book 経済
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2007年01月12日 Friday

読んだ本07-002

日本相場師列伝―栄光と挫折を分けた大勝負 (文庫)
鍋島 高明 (著)




 相場師1人当たり4ページごとにまとめられた列伝書。古の相場師の姿を垣間見るのに良い書。短い中でも相場という未知なる集団に対する一人の人間の生き方が人それぞれで面白い。狂乱の中で冷静でいることがいかに難しいか。

タグ:Book 経済史
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2007年01月07日 Sunday

読んだ本07-001

2007年・この会社が危ない (単行本)
島野 清志 (著)



 10月に書いているらしいので若干のタイムラグがある。その辺の考慮は若干必要。2007年にはバブルの萌芽も見られるので行きすぎたときは逃げることも肝要らしい。
 あと危ない会社を一覧に挙げている。いろいろな条件をスクリーニングしたのと筆者の見解からというのがある。日頃隅々まで目が行き届かないので、こういうところがあるのかと参考になると思う。
 キャッシュフローから危険というのは見分けにくいとも。

 今年は80冊くらいを目標に。ちょっと文量のある本も読まないと。

タグ:Book
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2006年12月29日 Friday

読んだ本06-112

日本人は、なぜ同じ失敗を繰り返すのか 撤退戦の研究 (文庫)
半藤 一利 (著), 江坂 彰 (著)


 組織論から太平洋戦争を見直し、企業組織にどう生かしていくべきかを記した本。リーダーに求められる資質や、組織が上手く行くための人事制度など、日本軍ではダメだったところを反面教師にしているのだが、バブル崩壊後組織のダメダメぶりが露出しているので何とかすべきという応援本とも読める。


タグ:Book 歴史 組織
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2006年12月27日 Wednesday

読んだ本06-111

反西洋思想 (新書)
イアン・ブルマ (著), アヴィシャイ・マルガリート (著), 堀田 江理



 反西洋思想というか反先進国の歴史と言えるか、歴史の先頭を走ってきた英仏米に対するドイツ・ロシア・日本、そして最近ではイスラム社会がどのような思想を持ち政治と絡んできたかを述べている。ただ単なる巨大なものに対するやっかみとどう違うのかが個人的に掴めなかったんだが。

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2006年12月23日 Saturday

読んだ本06-110

マクベス (文庫)
シェイクスピア (著), 福田 恒存


 なるほど、マクベスが権力という魔力に取り憑かれ悪事に手を染めてしまう話ですか。魔女や婦人にそそのかされる辺り、周りの空気に押し流されてしなう弱い人間とも読める。
 実はシェークスピアの戯曲を読むのは初めて。
タグ:Book 文学
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2006年12月21日 Thursday

読んだ本06-109

第三の女 (文庫)
アガサ・クリスティー (著), 小尾 扶佐 (翻訳)



 ポワロものだが、この作品で異色なのはポワロの心理描写があること(その割にはアンフェアな部分があるのだが)。最後は独白による推理展開でないこと。
 でも最後はやっぱりな展開でしたが。
 うーんしかし、クローディアは結局どういう扱いだったんだろうか?
 この作品も読んだかどうかははっきりしない。孔雀やレスタリックは頭の中で引っ掛かっているんだが。。。


タグ:ミステリ Book
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2006年12月16日 Saturday

読んだ本:06-108

失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (文庫)
戸部 良一 (著), 寺本 義也 (著), 鎌田 伸一 (著), 杉之尾 孝生 (著), 村井 友秀 (著), 野中 郁次郎 (著)



 日本軍の組織構造は現在の組織にも共通する欠点があるとはよく言われているところで、なかでも「空気」という話には納得できるところが大きいように思われる。上司が部下の気を遣って意見を間違っていると思っても覆さない点や、組織を荒立てたくないと思うところとか。その辺は現在の会社にもよく見られる話で。
 残念なのは戦争に反対する人たちがこの教訓を生かせていないことで。


タグ:歴史 Book 組織
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2006年12月12日 Tuesday

読んだ本:06-107

ブッデンブローク家の人びと 上 (1) (文庫)
トーマス・マン (著), 望月 市恵 (翻訳)



 これも学生時代に買っておきながら読まなかったほんの一つ。今は重版待ちの状況なのでそれはそれで良かったかも。
 転落することを知っていると、既に影がと思って違う意味で楽しめるなあと。この小説は話の筋の面白さと言うよりも作家の呼吸の良さ(演芸でいうところの「間」って奴かな)がいい。話の面白さもどう持っていくかが大切と思う。




タグ:Book 文学
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2006年12月07日 Thursday

読んだ本:06-106

ローマ五賢帝―「輝ける世紀」の虚像と実像 (新書)
南川 高志 (著)



 五賢帝の時代が如何に良かったかを述べている本。と言っても戦争もあったし、危うく歴史から消されそうになったハドリアヌス帝もいるわけだが。ただ最後のマルクス・アウレリウス帝の時代は下降線をたどる影が見えなくもないけど。
 歴史書としては中立的学術的に良くまとめられた本と思う。


タグ:Book 歴史
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2006年12月03日 Sunday

読んだ本:06-105

死の記憶 (文庫)
トマス・H. クック (著), Thomas H. Cook (原著), 佐藤 和彦 (翻訳)



 わたしゃミステリーものが好きだったんだなと再認識させられる。中学生頃、読書をするきっかけになったのもサスペンスだったんだが、純文学であるべき感がその後芽生え、クリスティ以外は手をつけなくなった。




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タグ:Book ミステリ
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2006年11月29日 Wednesday

読んだ本:06-104

鈴木敏文の「統計心理学」―「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む (文庫)
勝見 明 (著)




 セブンイレブン創業者である鈴木敏文氏の経営哲学をまとめた書。統計心理学というのはひとくくりではなく、統計と心理と分かれている。顧客主義といっても買い手の立場にというのは難しい。何せ自分だけの世界だけでは計れないから。その動きを捉えるというのは大変なことだろうと想像。だから安きに流れてしまうのか?
 そういえば、私の昔勤めていたところも売り手の論理でしか商売を考えていなかったなあ。


タグ:Book 経済
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2006年11月27日 Monday

読んだ本:06-103

20世紀音楽 クラッシックの運命 (新書)
宮下 誠 (著)


 美術学の先生が書いたせいか知らないけど、作品に対する思想性や美しさに突いて羅列している。20世紀に多くの作品が生み出され、それも認知されている作品が多くないので、説明に紙面を割くのは致し方ないところと思う。ざっと20世紀という時代を考えるにはこういう見方もありと思う。2つの対戦を経て、絶対的価値観が揺らぎ、新たなものを模索していく様子とか。








タグ:Book cla
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2006年11月23日 Thursday

読んだ本:06-102

ローマ人の物語〈28〉すべての道はローマに通ず〈下〉 (文庫)
塩野 七生 (著)


 今回もインターミッション的な構成。テーマは水道、医療、教育。水道といえば、水道橋のように地上を流れるものばかりと思いきやほとんど地下とのこと。この時期に料金を取る等の見返りなく、建設したという気概が凄まじい。こう考えるとこの時代のローマ人と現代のイタリア人との比較で人が違うというのも頷ける話で。

タグ:Book 歴史
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2006年11月21日 Tuesday

読んだ本:06-101

青い蜃気楼―小説エンロン (文庫)
黒木 亮 (著)




 2001年に起こったエンロン倒産までに至る経緯を描いた経済小説。Amazonの評論によるとほぼ史実通りとのこと。投資組合を使った経理操作はどこかの事件に近いものを思わせるが、こちらは一部の重役が私腹を肥やすためにやったことでトップが気付く頃には遅かったようで。アメリカでもトップに課される責任は知っているか知らないかにかかわらず重いようで。
タグ:Book 経済史
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2006年11月16日 Thursday

読んだ本:06-100

スティグリッツ早稲田大学講義録 グローバリゼーション再考 (新書)
藪下 史郎 (著), 荒木 一法




 IMF批判、グローバリゼーション批判なんだけども、グローバリゼーション批判といっても手段的な問題で、そのものを批判しているわけではないと感じた。あるブログでIMFのやり方はと書いているのがあったけど、彼の影響なんでしょうか?
 スティグリッツの著作を読みたいと思っても時間も余裕もない。持ち歩けるサイズの本でないところが痛い。 

 これで今年100冊目。分量のある本がそれほどなかったことも多くなった要因になったと思う。これからは中身を重視したいな。
タグ:Book 経済学
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読んだ本:06-099

ローマ人の物語〈27〉すべての道はローマに通ず〈上〉 (文庫)
塩野 七生 (著)




 今までの通史から離れて、ローマのインフラについての記述。上は道路、橋、地図が採り上げられている。カラー写真もあるし、見ても楽しめる具合になっている。遺跡では道路は結構凸凹があるように感じられるが、実際使用されていたときは綺麗に石が敷き詰められていたらしい。そうでないと使いにくいわな。
タグ:Book 歴史
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2006年11月13日 Monday

読んだ本:06-098

Excelで学ぶ金融市場予測の科学―市場を動かす中心金融定理とは何か (新書)
保江 邦夫 (著)




 やっぱり数学は難しいと思ってしまう。今から段階を踏むか。ソフ開の勉強ついでに。
 しかしExcelを使ってどう予測するんかは掴めなんだなあ。


タグ:Book 金融
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2006年11月09日 Thursday

読んだ本:06-097

闇の系譜 - ヤクザ資本主義の主役たち (文庫)
有森 隆+グループK (著)




 近年の経済事件を集めた本。村上ファンド、ライブドアがメインかと思うが、個人的にはメディアリンクス、プライムシステム当たりに興味が持たれる。しかし丸石でも有名になったロータス投資組合は謎なんだな。
タグ:Book
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読んだ本:06-096

ローマ人の物語〈26〉賢帝の世紀〈下〉 (文庫)
塩野 七生 (著)




 五賢帝3人目のハドリアヌ帝の続きと4人目のアントニヌス・ピウスの時代の話。アントニヌス・ピウスは23年も統治していたが歴史に残っていないためかなり短い。それでも五賢帝に列されるのはマルクス・アウレリウスによる賛辞があってのことか。晩節を汚してしまったハドリアヌスといい、統治期間の短かったネルヴァといい、五賢帝という名がふさわしい理由は平和であったことなのかと自問。
タグ:Book 歴史
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