2009年04月03日 Friday

読んだ本09-029 フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
新潮社
Simon Singh(原著)青木 薫(翻訳)
発売日:2006-05
発送時期:在庫あり。
ランキング:399
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 数学バンザイ
おすすめ度5 純粋に美しいノンフィクション
おすすめ度5 読むべき数学の世界
おすすめ度5 まるで小説のようにどんどん引き込まれ、没頭する。
おすすめ度5 300年分の歴史小説のように


 トップクラスの人しかこの証明を理解できないというフェルマーの最終定理を数学にさほど詳しくない人に対して、如何に面白く伝えることができるか、著者は結構苦心したんじゃないかと思う。しかし、ワイルズが証明した場面から、時代を大きく遡りフェルマーの時代から徐々に謎から解明へと行き着く道筋を辿ってくれる。ほどよい脱線を含みつつ。
 まだまだ数学には解けていない問題もあるけど、この本の最後の方でコンピュータが力ずくで解いてしまうことが本流の時代になっていくのかも知れないという話には、それが時代かなとも思うけど、まだまだアイディアは人間の領域じゃないかとも思う。
 谷山・志村予想が以下に結びついたかなんて知らなかった。昔、イミダスにチラッと見た記憶があったけど、フェルマーの定理に関する話で全く違う世界だったとは。

谷山・志村の定理 - Wikipedia
タグ:数学
posted by うらぢ at 00:14 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年04月02日 Thursday

読んだ本09-028 本当に頭がよくなる1分間勉強法

本当に頭がよくなる1分間勉強法
中経出版
発売日:2008-08-22
発送時期:在庫あり。
ランキング:2900
おすすめ度:3.0
おすすめ度3 簡単にいかない


 体験者の話や疑似科学っぽいことが書いてあるので、眉唾ものかと思いきや、多量に学んで数多く繰り返すことで記憶を定着していく方法であることがわかる。本をじっくり読むのが正当なのだが、時間がかかるし挫折しやすい。別に1分間(200ページが目安のようだ)で1冊読まずとも、5分間で充分じゃないのと思う。まだトレーニングもしていない分際の意見で申し訳ないが、これでも充分こなす量が増えるし、パッと見て今後読むべきかどうか振り分けることも可能。必要なところを繰り返せば力になるんじゃないかと。
 あと、記憶定着法はそこまで到達していないので、何とも言えない。
 何ヶ月後には私が本当にやっているかがわかるんじゃないのかなと。
タグ:お勉強
posted by うらぢ at 00:10 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年03月29日 Sunday

読んだ本09-027 SEの読書術 -「本質を読む」力を磨く10の哲学

SEの読書術 -「本質を読む」力を磨く10の哲学
技術評論社
編集部(編集)
発売日:2006-01-30
発送時期:在庫あり。
ランキング:160137
おすすめ度:4.0
おすすめ度4 十人十色の読書術
おすすめ度3 有名な技術者10名の読書法
おすすめ度5 他の職種でも参考になります
おすすめ度4 面白かった。
おすすめ度2 SEと読書の関係が薄い


 基本は向上心を持って仕事をしようとしているかだな。自分のためというよりも他の人を見てどう伸ばして良いのか考えたときに。
 自分を考えたとき、やはり初見でわからないときは飛ばしても良いというのは何かなんでわからないのだろうと落ち込まなくて良い効果はあるかと。あと違うジャンルの本や情報をもつこと。私は異業種からの転職組なので、その辺は問題ないけど、今でも広い視野を持ち続けたいと思っていろいろな本にチャレンジしています。
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2009年03月28日 Saturday

読んだ本09-026 自由主義史観とは何か



 興味深かったのは廃藩置県の意義。これはただの地方改革ではなく、藩が年貢から収入を得ていたのを新政府が一括管理。しかもこれにより支配階級であった武士が職を失うという事態に。これでもさほどの混乱もなく実行されたところが凄いのだが、だからこそ今では伝わりにくいのかも。
 あと司馬遼太郎に影響された人って多いんだなあと。私はたぶん読んだことがないので、今度読んでみたくなりました。自由主義史観というと保守的というイメージがつきまとうが、結構研究していて論理的に物事を進めている感じである。とても否定すること自体許されないとかいう感情で物事を進めるものではないなと。
 あとは、日本人の本質論とも言える「中空構造」の話。トップが何もせず現場に任せるというやり方。平時は通用するが、非常事態になると何も出来なくなるという話。暴走が止められなかった旧日本軍であるが、これを批判する人が如何ほどいるのか。今の企業でもこの構造は蔓延しているのではないか。

廃藩置県 - Wikipedia
タグ:歴史
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2009年03月25日 Wednesday

読んだ本09-025 通勤時間「超」活用術

通勤時間「超」活用術―1年で500時間得する あなたを毎朝、バージョンアップする法! (知的生きかた文庫)
三笠書房
発売日:2008-02
発送時期:在庫あり。
ランキング:193576
おすすめ度:3.5
おすすめ度2 「浅い。」の一言。
おすすめ度4 自分を高めること
おすすめ度3 通勤時間というよりトータルの時間活用指南書です
おすすめ度3 新入社員にはよいのでは
おすすめ度3 普通のサラリーマンには真似できない


 如何に時間を有効に使うかを考えたときに1日の間で比重の高い人もいる通勤時間を代表的に採り上げているが、基本的には早起きして朝の時間を使いましょうというもの。朝は予定が入ることが少なく、頭も働く、昨日の仕事も寝ているから切り替えられるというところにメリットを見いだしている。
 かく言う私も平日は早めに通勤して近場の喫茶店で時間を潰している。まあ勉強しだしたのはつい最近なのだが、もう少し早出して有効活用してみようかとは考えている。
 あと、少ない空き時間を勿体ないと考えるかどうかも結構重要なんじゃないかと思う今日この頃。
 ただ、通勤の半分は睡眠に充てないと私は体がもたない。休日も早起きできないので、未だに夜型人間ですな。
タグ:lifehack
posted by うらぢ at 00:19 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年03月23日 Monday

読んだ本09-024 昭和金融恐慌史

昭和金融恐慌史 (講談社学術文庫) (講談社学術文庫)
高橋 亀吉 (著), 森垣 淑 (著)
講談社
発売日:1993-03-10
発送時期:在庫あり。
ランキング:8939
おすすめ度:4.0
おすすめ度5 日本版「生きた経済の神様 高橋亀吉」の手による昭和金融恐慌の歴史
おすすめ度4 そして再度、歴史は繰り返す
おすすめ度5 「歴史は繰り返す」という見本
おすすめ度3 金融危機を学ぶための1級の資料


 データも豊富。検証もしっかりしている。周りに流されない書き方。なかなか良くできた資料である。これを読むとこの時代と現代とは言われているほど類似性が少ないのかも知れない。一つは金融市場が未成熟であったこと。第1次大戦の成金がなんとかその反動から逃れるために銀行から食いつなぎの資金を得ていたという事実。公私混同も激しかったようだ。もう一つは金融恐慌中は財閥系の銀行が力を付けたこと。昭和恐慌はダメ銀行、ダメ会社が淘汰されただけとも言える。それでも中小企業中心に大きな悪影響を及ぼしているが。物事を単純に見すぎるもの危険だなあと感じた次第で、キチンとした精査は必要だと。
タグ:経済史
posted by うらぢ at 23:10 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年03月21日 Saturday

読んだ本09-023 東大生が選んだ勉強法

東大生が選んだ勉強法
PHP研究所
東大家庭教師友の会(編集)
発売日:2008-08-01
発送時期:在庫あり。
ランキング:2394
おすすめ度:3.5
おすすめ度4 参考になる
おすすめ度4 いろいろな勉強法
おすすめ度4 「東大生の・・・」という看板は要らない
おすすめ度3 きっと、一部分でも参考になるものがあるでしょう
おすすめ度2 何故合格に結びついたかのつっこみがもう少し欲しかった



 結構いろいろな人の話を短く切り貼りして、自分に合いそうなのを使ってくれという感じの本である。こういうのを見ていると東大に入った人も結構努力しているんだなと思う。私から見ると難なくデキる人がという勝手なイメージを持っていたもので。
 私はこんな早い段階から勉強のスタンスを身につけられなかった人間なんで、未だに。。。
タグ:お勉強
posted by うらぢ at 16:43 | 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年03月16日 Monday

読んだ本09-022 孫子の兵法―ライバルに勝つ知恵と戦略

孫子の兵法―ライバルに勝つ知恵と戦略 (知的生きかた文庫)
三笠書房
守屋 洋 (著)
発売日:1984-10
発送時期:在庫あり。
ランキング:1923
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 興味がある人は
おすすめ度3 う〜ん
おすすめ度5 低価格で、かさばらず、わかりやすい孫子の兵法
おすすめ度5 戦略本だ!だけど戦術部分にも味がある。
おすすめ度5 わかりやすく読みやすい


 孫子の兵法は含蓄が深くて、読める人には結構感銘を受けるのかも知れないけど、感じない人には何も感じないのだろうなと。だから、ここに書かれているような失敗を人は繰り返すのだと。まあ含蓄が深くないと古典となり得なかったかも知れませんが。
 孫子の孫武と言えば、史記に書いている婦人部隊の閲兵の経緯が有名だが、守屋氏がはしがきにこれが史実か疑わしいらしい。私もちょっと王の機嫌を損ねそうなことを敢えてやるのかと思っていたが。
タグ:中国古典
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2009年03月12日 Thursday

読んだ本09-021 40歳からの仕事術

40歳からの仕事術 (新潮新書)
新潮社
発売日:2004-03
発送時期:在庫あり。
ランキング:49563
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 “社会人よ,勉強しろ!”というスタンス
おすすめ度5 仮説の重要性、コンサル活用の極意
おすすめ度2 何故、「知識のひけらかし」と言う悪口が普及したのか、判る様な気もする。
おすすめ度5 経験を仕事のスキルに変える、40歳からの戦略的な勉強方法
おすすめ度4 中年層に勇気を与える経営の入門の入門


 コンサル入門のような内容ではあるが、勉強は取捨選択が大事だと改めて。専門外の知識を吸収するというのは自然とやっちゃっていることだが、いろいろと手を広げ過ぎな私にとっては、反省すべきことで。
posted by うらぢ at 21:32 | 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年03月10日 Tuesday

読んだ本09-020 ローマ人の物語 34

ローマ人の物語 34 (34) (新潮文庫 し 12-84)
新潮社
塩野 七生 (著)
発売日:2008-08-28
発送時期:在庫あり。
ランキング:9745
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 キリスト教が広まった理由についての考察
おすすめ度5 新しい時代へGO!


 ローマ帝国も広い版図は途中パルミラ、ガリア帝国のような時期はあるものの、維持はしているが、蛮族にせめられ略奪を許しつつの状態で、この不安な時期だからこそキリスト教が広まる余地があったんだなと感じさせる。しかし殺されることの多い皇帝でもなりたい人がいるという権力の不思議さよ。
タグ:歴史
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2009年03月06日 Friday

読んだ本09-019 硫黄島に死す

硫黄島に死す (新潮文庫)
新潮社
城山 三郎 (著)
発売日:1984-07
発送時期:在庫あり。
ランキング:48204
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 悲惨な戦争
おすすめ度5 改めて戦争をしてはいけないと感じました
おすすめ度5 殺される時ひとは息を呑む


 西竹一の最期を描いた「硫黄島に死す」を含め7本の短編が収録されている。戦争物が多いのだが、死と隣合わせの状況が実にうまく描かれている。こういうのを経験していると厭戦になる気持ちも頷ける。
 そう命令させる世の中をなぜ生んだのかも考える必要がある。
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2009年03月02日 Monday

読んだ本09-018 それでも会社を辞めますか? 実録・40歳からの仕事選び直し

それでも会社を辞めますか? 実録・40歳からの仕事選び直し (アスキー新書)
アスキー・メディアワークス
多田 文明 (著)
発売日:2009-02-11
発送時期:在庫あり。
ランキング:117308
おすすめ度:2.0
おすすめ度2 日教組の教師のような空疎すぎる言葉が並ぶ駄本


 amazonの書評には厳しいこと書いてあるけど、現実の転職を垣間見れてためになったなあと。実際、転職活動をやっている人にとっては他人がどうのってあまり知る機会もないし。別にこの本は否定的に捉えているわけでも、肯定的に捉えているわけでもないし、判断は読む人という姿勢が窺える。
posted by うらぢ at 22:34 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年02月28日 Saturday

読んだ本09-017 逆転の発想―社会・企業・商品はどう変わる



 もう30年以上前の本なので、時代背景の解説がないとキツイんじゃないかも知れない。まあ外している予測が結構あるのだが、妥当なことを言っているのではなく、たぶん当時からエキセントリックなことを書いていると思うので、こういう提言は貴重なんじゃないかと思う。いろいろなアイディアを生む余地を与える社会であれ。
posted by うらぢ at 19:17 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年02月26日 Thursday

読んだ本09-016 水滸伝―完訳 (4)

水滸伝―完訳 (4) (岩波文庫)
岩波書店
吉川 幸次郎(翻訳)清水 茂(翻訳)
発売日:1999-01
発送時期:在庫あり。
ランキング:38526


 今回は宋江編といった趣き。数々のピンチを危ないところで救われる宋江。それでも豪傑たちに好かれている辺り人徳なんだなと。まあ血なまぐさい話なんだけど。
タグ:中国古典
posted by うらぢ at 01:15 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年02月19日 Thursday

読んだ本09-015 政治学の名著30

政治学の名著30 (ちくま新書)
筑摩書房
佐々木 毅 (著)
発売日:2007-04
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:59835
おすすめ度:3.5
おすすめ度4 「ありがたがるべきもの」にとどまらない名著の魅力を伝えてくれる。
おすすめ度4 学問としての政治への道案内
おすすめ度3 政治学を志すあなたにオススメ!


 プラトン、アリストテレスもあれば、ロールズのように新しいのもある。古今の名著を紹介している。私は政治学を学んだわけではないので、ミルの「代議制統治論」に関心を持っている。
タグ:思想
posted by うらぢ at 21:31 | 京都 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年02月18日 Wednesday

読んだ本09-014 指導力―「宋名臣言行録」の読み方

指導力―「宋名臣言行録」の読み方 (日経ビジネス人文庫)
日本経済新聞出版社
山本 七平 (著)
発売日:2008-12
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:41861


 北宋の政治家の名言等が触れられている。最後あたりの王安石から始める新法党vs旧法党の争いは、政争に明け暮れるどこかの国を彷彿とさせる話で。主張内容よりも自身の地位をどうすべきかに腐心するあたりなんてね。
タグ:歴史
posted by うらぢ at 00:13 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年02月12日 Thursday

読んだ本09-013 一発屋大六

一発屋大六 (角川文庫 し 4-5)
角川書店
城山 三郎 (著)
発売日:1973-11
ランキング:1052491


 著者は主人公の今田大六よりも根岸剛造を書きたかったのではないかと思えるほど、彼のキャラが濃い。病室でも電話を取って取引の連絡をする辺り、モデルが近藤紡の故近藤信男氏であることがわかるのだが。そういったエピソードは一般的には知られていないので(あとがきにもこの点は触れられていなかった)、大六の銀行から脱サラしてゴルフセットのセールスとして生きていこうとする一幕の方がそれなりのテーマに見えるのかも。
タグ:
posted by うらぢ at 21:15 | 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

2009年02月07日 Saturday

読んだ本09-012 会社が放り出したい人 1億積んでもほしい人

会社が放り出したい人 1億積んでもほしい人 (PHP文庫)
PHP研究所
堀 紘一 (著)
発売日:2006-07
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:12164
おすすめ度:4.5
おすすめ度4 就職活動中の学生から経営者まで
おすすめ度5 読みやすく分かりやすい!
おすすめ度5 名著 - 日本のビジネス社会において、変わるもの、変わらないもの、そして人財
おすすめ度3 冷静に分析された上で導いた当然の結論
おすすめ度5 深い洞察に満ちています


 ビジネスで生きるわけでは無い私にとっては遠い世界なんだが、近くにいる会社を経営する人を見ているとイマイチなんだなあというのが良くわかる。
posted by うらぢ at 23:04 | 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物

読んだ本09-011 不祥事でバッシングされる会社にはワケがある

不祥事でバッシングされる会社にはワケがある (新書y) (新書y)
佐々木 政幸 (著)
洋泉社
発売日:2009-01-07
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:245604
おすすめ度:5.0
おすすめ度5 倫理的なミスが致命傷になります。


 バッシングされる会社を反面教師として、会社として何をすべきかを考察した書。最近の不祥事の要因として欧米的経営で利益重視になったためという記述があったが、ただ単に今までは表沙汰にならなかったことが、最近メディアの目が向くようになったため何じゃないかと思う。何十年と隠し続けていたとかあったし。
 ただミスは完全に防ぐことができないところから考えよというのは正しいと思う。
タグ:組織
posted by うらぢ at 12:24 | 京都 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 書物

2009年02月05日 Thursday

読んだ本09-010 斜陽

斜陽 (新潮文庫)
新潮社
太宰 治 (著)
発売日:1950-11
発送時期:通常24時間以内に発送
ランキング:9315
おすすめ度:4.5
おすすめ度5 太宰治の暗さ
おすすめ度5 言葉の一言一言が突き刺さる
おすすめ度4 退廃
おすすめ度4 時代背景は違えど
おすすめ度3 面白いとはとても言えない


 何とも重い小説だった。人のできた感じのある母と姉かず子、弟直治の話。
 あくまでも主人公かず子を中心に描かれており、没落華族が戦後どう生きていく小説家と思いきや、難のある姉弟が社会的にどう向き合って生きているのかという視点で読んでみても面白いんじゃないかと思う。
 結局生活力って何だろうと。今の世相を考えると深い話だ。

 あと、注釈が多いのだが、結構平易なものにも付けられている。これは中高生も読むことを念頭に何だろうか?
タグ:文学
posted by うらぢ at 22:46 | 京都 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 書物
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