角川書店
保木 邦仁(著)渡辺 明(著)
発売日:2007-08
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超人vs道具を使った素人
人工知能における"More is different"(多は異なり)を予感させる
ゲームとしての将棋ソフトと将棋を本職とするプロ棋士の違いが分かる
人間もコンピュータも素晴らしい存在だボナンザの生みの親である保木さんとボナンザと歴史的対局をした渡辺竜王による共著。ボナンザは全幅探索によるいわばしらみつぶし法。今までのソフトはある程度絞って探索する選択的探索を使用してきた。今までのソフトがこの方法を利用してきたのは、日本人のどったらこったらというよりも、全幅検索は果てしないというイメージがあってのことだと思う。
しかし渡辺竜王の話を読んでみると相当近いところまで来ているんだなあと思わせる。今年のコンピュータ将棋選手権ではエキシビションでアマチュアの競合と優勝ソフトとの対局で際どい勝負でもなかったので、まだまだかと思っていたもので。しかし竜王も1日10時間ほど将棋の勉強をするのか。若くしてこの自覚はさすがトップに行くほどはあるなと。

